『非属の才能』 山田玲司 著
- 作者: 山田玲司
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/12/13
- メディア: 新書
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【所感】
・漫画家の山田玲司が、たぶん、自殺を考えてるような人に宛てて書いたメッセージ、かな。自殺までいかなくても、周りの人とうまくいかなくて、孤独を感じてる人へのメッセージというか。
・読みやすくて、結構、さらっと、2時間とか3時間で読了。
・気持ち的には、非属 x 協調 が目指すべきところ、かな。あと、自分で考えて信じる方向へ動け!ということか。
・大人になってからだと、お金というか、どこにいても、属さないでもお金を稼げる自信がないと非属しにくいけど、若いときに非属の才能があれば、そこに辿り着く可能性が高い、とも読めるか。
・普通の人が、普通でない人を仲間はずれにしたり、同調を強要するけど、群れを動かすにもまた変わり者、というのが、面白いところか。普通の人って、勝手なもんだ。変わり者と非属の者って、微妙に意味が違うのかも。平時か戦時か、という背景もあるか。今は、戦時に突入したと思う。
【気になった文言】
・才能というものは、”どこにも属せない感覚”のなかにこそある
・どこにも属せない感覚を信じ続けた
・「みんなと同じ」時代は終わった・・・その多くは「協調」などではなく「同調」の圧力・・・「才能のない人間」として消耗されてしまう
・定置網にかかった人生でいいのか
・本当に魅力的なものは道のないところにある
・「変わり者」が群れを動かす
・進化はエラーからはじまる
・独創性は孤立が作る
・和をもって属さず
・得する変人と損する変人
私は変わってるんです病
自分はいつも正しい病
メジャーだからだめ病
俺は偉い病