『ウェブ時代をゆく − いかに働き、いかに学ぶか』   梅田望夫 著

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

 
【所感】
・2007年11月の本。「ウェブ進化論」「ウェブ人間論」「フューチャリスト宣言」に引き続き、梅田本4冊目。4冊連続の梅田本なので、ちょっと満腹気味だけど、美味しいからお腹一杯だけど、一気に食べ過ぎちゃう、そんな感じか。
 
・日本だとネットだけの影響では無いと思うけど、まー、ネットによって、学び方・働き方が変わるよね、という本。学び方と働き方が変われば、当然、考え方も変わる、っと。で、それらの方向性は、多くの人にとって良い方向じゃないか、ということ、っか。不特定多数とのコミュニケーションの可能性のついでに、特定知人とのコミュニケーションについても、ネットでどう変化していくか、みたいな話も聞きたかったところ。第6章の組織の話のもう一つの側面、みたいな感じからでも、著者の意見を読んでみたかった。
 
・いずれにせよ、一度、試しに、ネット生活にどっぷりハマってみた方が良いなぁ、と危機感付きで、思う今日この頃。
 
・本書にもあったけど、学ぶことを目的とした学ぶためのツール、原形はネットにあるけど、それの統合型で使い勝手の良いもの、欲しいところ。

 

 
【目次】

     序 章 混沌として面白い時代
     第1章 グーグルと「もうひとつの地球」
     第2章 新しいリーダーシップ
     第3章 「高速道路」と「けものみち
     第4章 ロールモデル思考法
     第5章 手ぶらで知的生産
     第6章 大組織vs小組織
     第7章 新しい職業
     終 章 ウェブは自ら助くる者を助く