『蛮賊ども』   船戸与一 著

蛮賊ども (角川文庫)

蛮賊ども (角川文庫)


【所感】
・例のごとく、船戸作品。今回は、80年代のアフリカ・ジンバブエがその舞台。なぜかアウトロー日本人が出て来るのは、いつもの事。
・知り合いが、ジンバブエにいたこともあり、ちょっと親近感。
・アジア、南米、アフリカと欧米諸国の植民地だった国々が、独立を勝ち得るプロセスに悲劇が多いのは共通しているのだけど、そのプロセスには、何か地域性がありそうな。アジア諸国は、比較的独立も早かった?のかな。アフリカ諸国は遅かった?そこにある理由って、なんだろう?