『小説 ヘッジファンド』   幸田真音 著

小説ヘッジファンド (講談社文庫)

小説ヘッジファンド (講談社文庫)


【所感】
「eの悲劇―IT革命の光と影」に引き続き、幸田作品2本目。
・95年だか94年だかに、ドル円が80円を切った頃が舞台のビジネス小説。
・最後が綺麗に纏まってるのが、少々、好みではないのだけど、なんというか、リアルな感じ。事実がどうかは知らないけれど、あの時の円高は、こういったヘッジファンドが仕掛けたのかも、とか思ってしまう。
・こういう会社に勤めてる人って、頭、いいんだろーなぁ。