『カルナヴァル戦記』   船戸与一著



【所感】
・80年代ブラジルを、「日本人根無し草」の主人公を通して、魅せてくれる短編7作。
・根無し草日本人が主人公なだけあって、80年代ブラジルの裏側というかカオスな側面が、印書的。
・銃があるからか、小説だからか、生命が軽い、というか、貞操が軽い、というか、その日暮らしの連続。
・ブラジル行ったことないけど、ブラジルに嵌る人は嵌る国というイメージがあって、行ってみたいと再度思わせてくれた。カオスに惹かれるというのと、嵌る人の雰囲気が素敵なのが理由か?でも、カオスは、怖いかも。