『モーターサイクル・ダイヤリーズ』


【所感】
・チェゲバラ医学生時代に、南米を放浪したときの話。アルゼンチンの裕福な家庭育ちだったんだねー。この旅が無ければ、革命に、民衆に、激しく人生を捧げることはなかったかも知れない。
 
・中学生くらいに、見てれば、俺の人生も変わったのかも。今からでも遅くはないか。敢えて言えば、南米だと、スペイン語が通じるのが、旅する上で、楽だったろうな、とは思う、気持ち的に。言葉なんて関係ないといってしまえばそれまでだけど。少なくとも、本人達の旅への心理的な障害にはならないし。
 
・色んな人が、若い時の旅や、海外留学を評価するけど、これもまたそーいった流れなのか。ゲバラだけに説得力は高い。外の世界を見るというのは、まー、そーでしょ。ゲバラの頃だと、50年代とかかな、その頃だと、日本でも、国内を旅するだけでも、感ずる事はあったかも。今となっては、国内だと、頭の中の枠を壊してくれるようなことは少ないというか、減ったのか。とはいえ、海外でも都会に行っちゃうと、旅ではなくなるか。
 
・ロバートレッドフォードが制作総指揮というのは、ちと驚いた。