『ファシリテーションの道具箱 (DIAMONDonline)』 森時彦 著
『ファシリテーションの道具箱 (DIAMONDonline)』 森時彦 著
【所感】
・森さんの本を、「ザ・ファシリテーター」・「ザ・ファシリテーター2」・「ファシリテーター養成講座」と、過去3点ほど読んでいて、いろいろ感ずるところはあった中で、ファシリテーションツールについて、まとめときたいなぁ、と思っただけで放ったらかしにしてたら、今更ながら、ダイヤモンドオンラインに、軽いまとめを発見した次第。
・そもそも本コラムは、「ファシリテーションの道具箱」の紹介コラム的な印象なんだけど、ファシリテーションツールの区分けとかカテゴリーとかの入り口に丁度良くて、気に入った次第。結果的に、そのうち、「ファシリテーションの道具箱」も読むんだろうなぁ、きっと。
ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49
- 作者: 森時彦/ファシリテーターの道具研究会
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/03/14
- メディア: ペーパーバック
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【気になったところの引用】
この道具箱では、
1.アイデアを出すための発散過程
2.合意形成していくための収束過程
3.そして研修や実行段階
で役立つものの3つに、ファシリテーションのツールを分類して示した。
建設的な議論の流れを大局的に見ると、
1.まずチーム全員の理解の共有化があり、
2.次に解決策を巡っていろいろな角度からアイデアが出される。発散である。
3.最後に、出てきたアイデアを取捨選択する収束過程に入る。ファシリテーターは、いまチームがどの過程にあるのか(あるべきなのか)を判断して、
適切な問いかけやフレームワークを提案するように心がける。
発想を促す3種類の問いかけ
1.全体像が見えるようにする
プロセスマッピング(第2回)
タンク(第3回)
オポチュニティティマッピング
ペイオフマトリックス
思考システム図(第4回)2.分析的に考えさせる
フォースフィールド分析(第5回)
ステークホルダー分析(第6回)
要素技術マッピング(第7回)
リスクアセスメントテーブル
SWOT分析3.他の視点で考えさせる
プロvsコン(第8回)
制御不能vs制御可能(第9回)
マンダラート
ペイン・プレジャー・マトリックス
日の丸分析(第10回)
【目次】
第 1回 : どのように道具を選択するか
第 2回 : プロセスマッピング
第 3回 : タンクモデル
第 4回 : 思考システム図
第 5回 : フォースフィールド分析
第 6回 : ステークホルダー分析
第 7回 : 要素技術マッピング
第 8回 : プロvsコン
第 9回 : 制御不能vs制御可能(コントロール可能vs不可能)
第10回 : 日の丸分析