『迷いと決断 ソニーと格闘した10年の記録』 出井伸之 著
- 作者: 出井伸之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/12/14
- メディア: 新書
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【所感】
・2時間くらいでさらっと。
・”デジタルドリームキッズ”というフレーズは結構気に入ってて、応援してたけど、なんかソニーショックとかあって、残念な印象のソニー出井さん、とか思ってて、でも、内情とかは知らないなぁ、と思って手にした一冊。
・前にも何かで読んだけど、ソニーの話は、90年代以降よりも、戦後から急成長を続けるバブルくらいまでの話が時代も緩くて、なんかダイナミックで面白い印象は変わらず。出井さんも、楽しそうな感じ。
・90年代以降は、なんかデカクなりすぎて、大変そう。大変な中で、トップが考えていたこと、やりたかったことが満載。
・ケースとしては、本書だけだと、情報が少なくて、使いづらい。逆に、出井さん着任時のケースを用意して、一つの解答というか事例として、本書を使うとかは便利かも。
【目次】
第1章 「CEO出井伸之」のできるまで
第2章 「生存率50%以下」の会社
第3章 手探りのコーポレート・ガバナンス
第4章 AV/IT路線とコンバージェンス戦略
第5章 CEOの孤独
第6章 やり残したこと
第7章 新しい夢と出発