『20世紀少年(1)〜(22)』・『21世紀少年(上)〜(下)』   浦沢直樹 著


20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22) (ビッグコミックス)

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22) (ビッグコミックス)

21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス)

21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス)



【所感】
・映画化と友人の薦めもあり、漫画喫茶で8時間かけて読破。
・浦沢作品は、『MASTERキートン』以来。でも、かなりのヒット。



【感想】
・70年前後に小学生ということで、浦沢氏が60年頃の生まれかと想像してたら、やはり、60年生まれで、本作の少年時代の詳細な描写に納得。しかも、Wikipediaによると、本人も、イジメやらの問題の当事者経験があるとかで、さらに納得。
・大枠として、社会の中核となりつつある同世代へのエールとか説教?という感想と、イジメ問題に対する取組というか、そんな感じの話?なんかね。もちろん、そんなテーマに関心がなくても、サスペンスドラマであったり、人生ドラマであったり、浦沢ワールドを堪能できる作品。
・服部くんが、ハットリくんのお面はわかるのだけど、当時って、お面被る子、多かったのかね?俺の時代は、そんなにいなかったというか、お面被るシチュエーションって、かなり特殊だったけど。
・読後、自分の小学生時代を振り返ってしまった。あんまり記憶が残っていないのだけど。とりあえず、悪いことしたなぁ、と思い出した事や人については、心の中で謝ってみた。



【関連リンク】
Wikipedia 浦沢直樹
Wikipedia 20世紀少年