『効率が10倍アップする 新・知的生産術 −自分をグーグル化する方法−』   勝間和代著

IT機器やウェブサービスを駆使した知的生産術の本。著者曰く、知的生産術向上本は多々あったけど、IT機器やウェブサービスの利用を最大限活用しているものは少なかったそーな。差別化っすなぁ。

要するに、入れるべき情報量の拡大、情報の処理・加工・生産、出すべき情報の質の向上、ということで、勝間さん流のそれぞれの効率的な手法が説明されているっと。いやー、読書、アウトプット、人脈といったあたりのレバレッジの効きって凄いんだねぇ。


所感:
いやー、勝間さん、すごい。要領の才能、徹底度の才能、努力の才能、継続の才能、天才です。きっと他のこともすごいんでしょーねー。

で、この本に照らすと自分の現状としては、

   A.本質の見極め
      「フレームワーク力」の威力認知済み
      「ディープスマート力」憧れ中
      捨てる技術を意識中
      ケチって良書

   B.インプット  
      ノートPC 持ってるけど、家だけ
      良書に期待中   
      睡眠時間ガッチリ確保

   C.アウトプット
      言葉の表現はここでトライ中
      数字変換は意識してる       

   D.人脈
      人見知りで、週末引篭もり中


ということで、せっかくの機会に、とりあえず、次の事は始めてみたい、かも。

   A.本質の見極め
      「フレームワーク力」アップ
      「ディープスマート力」とりあえず意識から
      捨てる技術を徹底
      良書はちょっとだけケチる

   B.インプット
      もっとPC、もっとウェブサービス
      テレビ減少 → 読書量増加(目標週2冊=年100冊)   

   C.アウトプット
      言葉の表現はここで継続
      数字変換は、もっと意識       


果たして、その結果や如何に?自分でその効果が認識できるのって、いつ頃だろーか?

<目次>

はじめに 生産性を上げることができた3つの要因
     要因1 技術要因 子供時代からIT機器を使用
     要因2 報酬要因 生産性向上が直接報酬へ
     要因3 意欲要因 時間が無かった


第1章 自分をグーグル化する方法
     情報こそが通貨になる時代
     グーグルとIT機器を120%使いこなす
     フレームワーク、原理原則を軸に組み立てる


第2章 情報洪水から1%の本質を見極める技術
     技術1 「フレームワーク力」をつける
     技術2 「ディープスマート力」で経験値を重ねる
     技術3 「失敗力」をつける
     技術4 「ベスト・プラクティス」の共有で学びを分けてもらう
     技術5 自分の価値を出せないところはバッサリ捨てる
     技術6 本代をケチらず良書を読む


第3章 効率が10倍アップするインプットの技術
     技術1 何はなくともノートパソコン。自分の「補助脳」として使い倒す
     技術2 フォトリーディング親指シフトマインドマップなど自分ならではのOSを整える
     技術3 アナログ入力とデジタル入力をバランスよく使い分ける
     技術4 マスメディア情報を減らし、実体験、他者体験、良書を3大情報源とする

    勝間流読書投資法7か条
       1 本は著者との対話。対話しているつもりで読む。
       2 すぐに読まない本でも、とりあえず買っておく。
       3 5000円以内の本は迷わず買う。
       4 自分のテーマのアンテナを張っておくと、自ずと必要な本が目に入ってくる。
       5 良書は自分で探す。
       6 保管しておくのは買った本の10%でいい。
       7 本を読むときはスピード最優先。

     技術5 目以外の感覚器、特に耳をもっと活用する
     技術6 睡眠は投資!よく運動して、よく寝る


第4章 成果が10倍になるアウトプットの技術
     技術1 自分独自のアウトプットを作って、インプット情報を自分で確かめてみる。
     技術2 自分の学びを言葉で表現してみる。
     技術3 自分の学びを常に数字に置き換えるクセをつける
     技術4 自分の学びから、情報を絞り込み、軸を発見する
     技術5 自分の学びをブログに統合して表現してみる
     技術6 自分の学びを本として出版する


第5章 知的生産を根底から支える生活習慣の技術
     技術1 喫煙・飲酒など、知的生産の6大危険因子を極力遠ざける
     技術2 すき間時間を有効活用するクセをつける
     技術3 睡眠時間をしっかり確保し、情報整理とストレス解消に役立てる
     技術4 知的生産の集中力をつけるために、体力をつける
     技術5 頭と健康にいい食生活を心がける


第6章 自分の力が10倍アップする人脈作りの技術
     技術1 情報を、「Give&Give&Give&Give&Give」する
     技術2 メールの質量を高めて、つながりを広める
     技術3 コミュニティ・メーリングリストなどを活用して、人の集積基地になる
     技術4 ランチミーティングを上手に併用する
     技術5 自分のコミュニケーションスタイルを尊重する


最終章 今日の5つの新しい行動から明日を変える
     成果は、「知識x実行割合x定着率」で決まる
     新しい行動1 情報の本質を見極めるために、脳に格納庫を作る
     新しい行動2 インプット力を高めるために、いい情報を脳の栄養のために与える
     新しい行動3 アウトプット力を高めるために、ブログにひたすら書き残す
     新しい行動4 知的生産を持続するために、できることから生活習慣を改善する
     新しい行動5 知的人脈を作るために、Giveの5乗を実践する


終わりに
     付録
     愛用IT機器・ソフト16
     お薦め書籍116
     厳選英語AudioBook33

関連リンク:
     私的なことがらを記録しよう!(著者ブログ)