『天使と悪魔』 ダン・ブラウン 著
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
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【所感】
・「ダ・ヴィンチ・コード」の前作、映画では、後作に手をつける。
・前作と同様に、テンポもよくて、一気に読破。ローマに観光に行く人は、行きの飛行機で、読んだ方が良いと思う。
・宗教と科学の思想・歴史、秘密結社、謎と華麗な謎解き、テンポ、うーん、この手の娯楽に必要な全ての要素が、かなり高いレベルで纏められてる。世界的に売れただけの事はあるなぁ、と実感。
・小説も面白いけど、小説を読んだ後でも、いや、後だからこそ、DVDもみたいと強く思う。教会内の描写とか美術品の描写とか、知見がなくてちょっとわかりにくいところ、とか、映像で見てみたい。
・宗教と科学という対比というか対立というか、地球・真実・神へのアプローチ、そんな事はついぞ考えたことがなかったが、確かに、言われてみれば、そこには、違いがあり、不幸な対立の歴史があったようで。語る言語やそのアプローチは違うけれども、結局、同じところを目指してるとか、そこに人類が求めてるものは同じ、というのが、なんか新鮮で心に留まった。