『首都直下地震 <震度7>』 柘植久慶 著
- 作者: 柘植久慶
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/01
- メディア: 文庫
- クリック: 126回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
【所感】
・これまた、那覇空港での待ち時間と、沖縄から帰ってくる飛行機の中で読破。3時間ほど。
・来る来ると言われて久しい大地震。まだ来ないけど、来たらどうしよう?とも思う。とはいえ、避難グッズすら用意してない。なので、まずは、ケースでもと思って、購入。
・解説本よりも、現場感を知ろうかな、と思ってたので、丁度、良かった感じ。結局は、運なんだ、と思う部分もあるけど、できることはあるし、やっちゃいけないこともある。その辺が確認できた、かも。次は、マニュアルでも読んどくかね。
1.発生前
発生前のできることは、A.生活場所の選定 B.生活場所の地震対応 C.避難グッズの用意 D.発生時の決め事 といった感じらしい。
勤務先を決めるのに、細かい働き場所で決めるのは難しい。移動中もあるから、これもまた、中々、難しい。なので、とりあえずは、自宅なんだろうね。
とにかく、地盤の良い場所、ってのが重要らしい。海沿いの埋立地はもちろんのこと、池や谷や川といった水系の地名がついているようなところは、昔、水辺だった可能性が高く、危険度が増すと。
次が、火事対策として、密集地や広い道路が無いところ、火事の危険が少ない避難所が近所にあること、などなど。
渋谷って、谷が付いてるし、渋谷川とか目黒川とか、そーいえば、川もある。うちは、坂を上ったところにあるから、水辺の地盤の弱さは、大丈夫かも、もしくは、ましかも、とか、少なくとも液状化現象は無いかな、とか、期待するところ。とはいえ、築30年は超えてるし、元々3階建てのところに、4階を増築してるっぽいし、古さは怖いかも。
避難場所的には、東大の駒場キャンパスか、代々木公園が近いのか。調べてないけど。渋谷の谷やビルの密集度、大きな道路の存在を考えると、駒場キャンパスの方が、行きやすいかも。代々木公園の方が、そばにNHKあるから、情報は入るのかね。住民も周りに少ないから、空いてるかも。とすると、昼間なら東大、夜なら代々木公園とか。
2.発生後
これも、2つに分けられるかな。発生直後=1次災害対応、と、その後の2次災害対応。1で言えば、1次災害対策が、AとBで、二次災害対策が、CとD、とも分けられる感じか。
後者については、とにかく、安全なところに避難する、っと。その避難に必要なことを準備しておくっと。避難においては、リスクは可能な限り背負わない、そんなところか。
【目次】
第1章 平成xx年二月xx日
第2章 被害拡大
第3章 二次災害
第4章 沖積低地の惨状
第5章 偵察機出動
第6章 運命の岐路