『経営参謀が明かす 論理思考と発想の技術』 後正武 著
- 作者: 後正武
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 文庫
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【所感】
5時間くらいっか?かなり前に購入していたのを、発見。なんで購入してたのか不明。
『考える技術・書く技術』や『ロジカル・シンキング』とかと似たような一冊。前者とは、翻訳物か否かという点で、訳自体と日本人向け事例という点で、こっちが読みやすい。でも、例題は、前者の方が多かったような印象あり。あと、こっちは、後半で”発想”というテーマに話題を広げてる点で違いあり。
【ロジカル・シンキングの自覚】
ロジカル・シンキング、と人から言われ始めて、早、7年ほど。以来、意識し続けてはいるが、未だ、習得できず。正確には、習得できた気がしない。
そもそも、自分がロジカル・シンキングという技術を習得できた、って、みんな、どーやって自覚してんだろうか?
コンサルティング会社だと、上司とかが評価してくれんのかな?大学院とかだと、担当教授が評価してくれんのかね?
うち、普通の会社だしなぁ。。。とりあえず、ロジカル・シンキングの練習本でも、やってみるしかないのか。
【目次】
第1章 論理とは何か?
5 「正しさの根拠」とは何か
1 力による正しさ
2 制度的正しさ
3 数理的正しさ
4 「事実」の正しさ
5 論理的正しさ第2章 論理の原則
序 ロジックには原則がある
1 基本はピラミッド構造(帰納と演繹で積み上げる)
2 メッセージは一度にひとつだけ(一文一義)
3 抜けや歪みがないこと(MECE)
4 抽象のレベルが揃っていること
5 最下部は、事実かまたは事実に代わる蓋然性の高い仮説
6 文の構造について
第3章 論理の演習
第4章 イッシュー(争点)を考える
序 正しく解決するための技術
1 イッシューとは何か
2 イッシュー・ツリー”ロジックの動的展開”
3 空を飛びたかった竜の話
4 イッシューを活用する
5 かしこいイッシュー・ツリーをつくろう
6 イッシュー・ツリーについてのまとめ
第5章 ゆたかな発想を求めて
1 アブダクションというロジック
2 アブダクションへのヒント/要素と組み合わせ
3 要素を拾い集める
4 組み合わせを促進する
5 セット化/総合を考える
6 アブダクションのまとめ
第6章 論理と発想についての断章
1 空想(物語を生む心)について
2 ことばの意味について
3 意思決定プロセスについて
4 インファレンス(推論)という能力について
5 価値からの自由と発想の自由について