『マクルーハン理論 電子メディアの可能性』 M.マクルーハン・E.カーペンター著 大前正臣・後藤和彦訳
- 作者: マーシャルマクルーハン,エドマンドカーペンター,Marshall McLuhan,Edmund Carpenter,大前正臣,後藤和彦
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2003/03/10
- メディア: 文庫
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【所感】
・大元は、1967年に刊行されたんだって。
・なんというか、難しいというか、わかりにくい、というか、それでいて、凄いっぽい、とか、ポジティブな印象。禅問答とかこんな感じ?
・メディア論みたいな領域を、なんというか、根本的なところから、というか、理系の切り口で見ると、こうなるのかしらん、という印象もある。
・彼の時代、テレビの勃興期という社会背景が、ちょっと前のネット勃興期とかぶるところでもある。
【マクルーハンの5つの定理】
1 紀元前1967年 全感覚が行動に参加した
2 技術は人生を模倣する
3 生命は技術を模倣する
4 人間がアルファベットを形作り、アルファベットが人間を形作った
5 1967年 全感覚が行動に加わることを望む
【目次】
マクルーハン理論とは何か
メディアの文法方1部 マクルーハニズム
1 聴覚的空間
2 言語に与えた印刷物の影響
3 メディアの履歴書
4 メディア・アフォリズム
5 壁のない教室
6 テレビとはなにか2部 コミュニケーションの新しい探求
1 新しい言語
2 触覚的コミュニケーション
3 キネシクスとコミュニケーション
4 先史美術の空間概念
5 動く目
6 純粋な色
7 口頭と文字のコミュニケーション
8 読むことと書くこと
9 コミュニケーション革命
10 仏教における象徴主義