『バトル・ロワイアル』

バトル・ロワイアル [DVD]

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バトル・ロワイアル II 鎮魂歌(レクイエム) 通常版 [DVD]

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【所感】
・公開時の映画の宣伝が凄かったので、それを憶えてて、見てみた。
 
・この話にあるように、自分がクラスメートと殺し合いをしないといけない事になったら、どうするか?ってのを考えながら、映画を見てたんだけど、怖くて、何もできないままに、クラスメートに殺されるんだろうなぁ、でも、それも詰まらないなぁ、と思った次第。主人公みたく、好きな子を守る、ってのも、カッコいいのだけど、なんか、性に合わない印象。ハッキングして、爆弾ブッコもうとしてた子達が正解か。
 
・たけしが、もとい、たけしの科白というか、役どころ(役名忘れた)が、うざい印象。さぁさぁ、若人、世の中に文句があるなら、大人に文句があるなら、かかってきなさい、そして、大人を倒していきなさい、大人は若者に倒されたいんだよ、でも、こっちも、本気になるから、若人も本気でかかってきなさいね、って、感じが。
 
・この世代間闘争的な文脈自体に不快感があるわけではなくて、それはその通りなんだけど、今の若人に対して、大人がそれを言うか、という時代とのミスマッチがなんかウザい。大人の数の方が若人より多い時代、大人が長生きする時代にあって、大人の方が若人より少ない時代、大人が長生きしない時代の文脈だけで、語るあたりがそれか。でも、今の時代は、分野が無数に広がってきているので、昔の人のように、大人がいる分野で、不利な世代間闘争に挑戦するよりも、大人のいない新しい分野に挑んでいく方が、若者の選択として有効か。とすると、若者に挑まれたい大人は、ちょっと可愛そうかもしれん。ってーか、カッコいい大人、減った気がするな。小説とか映画の中でしか知らないけど、昔の大人は、もっとカッコよかった気がする。若人が挑んでいきたいと思える大人が減ったというか。。。
 
・パート2は、余計だったか。暴力的な描写が同じだけ。パート1みたく、システム(大人)との対峙、みたいな主張は、よく、わからんかった。