『金門島流離譚』   船戸与一 著

金門島流離譚 (新潮文庫)

金門島流離譚 (新潮文庫)


 
【所感】
・3ヶ月振りの読書。長らく、本、読んでなかった。3ヶ月振りの一冊が、船戸作品。船戸作品的には、半年振りか。
 
・本書には、2作が収録されてて、共に、台湾が舞台。船戸フィルターで見ると、台湾も中国なんだなー、とか思ってしまった。優先順位とか似てる感じか。日本と違う感じが、中国に似てる感じ、というのが正しいか。日本も、昔は、出身地とか出身とかの違いって、大きかったんだろうけど、それでも、民族が同じという範囲だったのか。それとも、出身地とか出身の違いが後世に及ぼす影響が小さくなった今の日本社会って、やはり、素晴らしいよね、ということなのか。
 
・15年くらい前に、台湾は一度行ったキリだけど、次、行く機会があれば、ちょっと、金門島、行ってみたいな。